小物は自分で用意したい
最近はレンタルなどで気軽に着物を楽しむ方が増えています。
着付けまでしてくれるプランも多くあり、より和服姿を身近なものとして楽しむことができるのは魅力です。
その際に考えておきたいのが、着物以外のアイテムを自分である程度揃えておくことです。
着るもの自体はその都度変えたとしても、使用する小物などを自ら持っておくことで安心して着ることができたり、自分らしい装いができたりするのです。
下着などはレンタルできないところも多いので、前もってこうしたものを一通り持っておくようにするとよいでしょう。
直接肌に触れる部分のものを自分で準備することで、衛生面での心配を減らしていくことができます。
また、髪飾りや草履、バッグなどを自分の好きなものでそろえておくことで、借りた着物でも自分らしい着こなしができるようになります。
このようなことを考え、レンタル中心に着物を着る方でもある程度の小物は自らそろえておくことがおすすめといえます。
着物の着付けで裾の位置を決めるときに気を付けるべきこと
着物を着付ける際には、裾が短く下に向かって広がっていると子供の着物のように見えてしまうので、下に向かってしぼめておくことが大事になります。
裾の端をしっかり上げ、立ったり座ったりする際に踏まないようにすることで、着物が傷まないように工夫することができます。
また、晴れの日はいつもより長めに着付ける場合が多く、晴れの日は丈を長めに決めておかないとバランスが取れなくなりますし、こういったときは動き回ることがないため、長めに設定しておいた方が得策といえます。
他にも普段着で着る場合は、普通に生活することが前提になるので短く設定することが多いですが、短かくなり過ぎるとバランスが悪くなってせっかくの着物も台無しになってしまうので、自分の体型を加味した上で長さを設定することが大切になります。
コツさえ理解できれば着方は難しくないので、自分に合う長さを模索していきながらバランスを整えることが重要になってきます。